映画「君の名は。」は「おもしろい」の範疇を超えた作品。/ネタバレなし/




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公開二日目に観に行ってみた映画「君の名は。

熊本の地震関連ニュースはほとんど聞かなくなったけど、実は熊本で今の所運営できている主要な映画館は「イオンモール宇城」だけ。

大規模なショッピングモールは開いてきているのだけど、なぜか映画館だけはなかなかOPENしない。地震の影響が大きかったのだろうか?

新海誠監督の他の作品は見たことあるけど風景の美しさはやっぱりすごいなーと思う。もちろん物語も今まで面白かったんだけど、画の綺麗さは際立っている。

しかし、「君の名は。」に関してはそんな画質が霞むほどの脚本、ストーリー、展開が素晴らしすぎる作品だと言える。

画が悪い!という話ではないのであしからず。


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今作品「君の名は。」ある種異常な作品。

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ストーリーの細かいあらすじは公式サイトをみてもらうとして、大きくは主人公の立花瀧と宮水三葉の高校生二人の入れ替わりを主軸に進んで行く。

この作品の感動すべき点はこのあまりにも使い古された「心の入れ替わり」ネタをここまで素晴らしい物語に昇華できたところにある。

ネタバレにはなりたくないからかなり抽象的な表現になるけど、「おもしろい」を超えて「素晴らしい」作品なのだ。

これ、何らかの創作物、特に「ストーリー」を構成するような仕事がしたい人は必読の一冊になっているので是非読んで欲しいのだけど、この著者の荒木飛呂彦さんも本書で語っている部分なんだけど、おもしろいと言われる作品にはサスペンス要素が含まれているという点。

これがこの作品にはその他の作品の比にならないくらい含まれている。

そして、観客側を幾度となく「えっ」と思わせる展開、テンポ。

僕は物語を面白くする要素で一番大事なのは裏切りとテンポだと思っている。予定調和で終わる作品はつまらない。

これだけ世に出回っている作品が多いのだから、今の観る側は目が肥えている。簡単な展開では何の衝撃も与えられない。

でも僕がこの映画を通して一貫して思うのはこの「衝撃」の与え方そしてそのテンポがすごすぎて規格外だという点。

いろいろな伏線が随所に出てきて、その印象を与えるバランスやその伏線を全て引っ張って手元にたぐり寄せた時に生じる「衝撃」その全てが規格外。

現時点でこの作品を超える何かは存在しないんじゃないかと思えるくらい映画を観終わった後の脱力感はすごかった。「おもしろい」ではなく「素晴らしい」という感想になったのは、一つの作品の僕の中で「おもしろい」という範疇を飛び出してしまったからに違いない。

この作品はたしかに異常なのだ。

エンドロールの終わりまで誰も席を立たない。

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僕は基本的に最後まで見てから席を立つタイプだけど、エンドロールで先に席を立つ誰かは必ずいる。

だけど僕が観た回では一切席を立つ人がいない、とても異質な状態であった。

エンドロールで流れるRADWIMPSの楽曲のすばらしさも観客の動作を止める要素にはなったと思うんだけど、僕は一人一人が「この作品の端の端まで見逃してなるものか」という観客の心理がそうさせたと思っている。

そんな作品がこの世に存在するのが不思議でならない。

僕は映画館で100くらいは作品を見てきたと思うんだけど、こういう状態に出会ったのは初めてだ。

誰も席を立たなかったのも異常だったんだけど、さらに全ての幕が降りて観客が腰を上げて外に出る時に繰り広げられる「面白かったねー。」や「いまいちだったな。」というふんわりとした感想合戦。

その一切がないのだ。

僕個人の意見だけど、この作品の評価をするのがそんな「簡単な言葉」であってはならないという、はばかる気持ちがあったんじゃないのかな。

感動が極まると人は何を喋っていいのかわからなくなる。そういうことだったのかもしれない。

これもまたこの作品の異常な点だろう。

月見的(@tuki_mizu)見解

何も言ってもこの作品の素晴らしさを感じるには観るしかない。

最初僕はこの作品に関して記事を書くべきか非常に迷った点がこれで、何を言ってもこの作品は観るしかないのだからこの記事も大した意味をもたないからだ。

だけど筆をとってしまうのがブロガーとしての性なのかもしれない。

それでは、月見水太郎(@tuki_mizu)でした。

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