マジでそんな計算もできないの?
コストに関する取り組みを中小の病院は看護師も理解していかないと今後生き残れないよ、という話を以前したけど、看護師ってこんなにも計算できないものなのか?というびっくりする。
例えば、点滴の注射針が年間にどのくらいのコストがかかっているかの計算ですらできない。
もはや算数のレベルですけど?
と思うのだが、この計算ができない人が多い。
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そもそもエクセルを使える看護師さんの少ないこと少ないこと。
以前いくつかの数値の合計を出そうとExcelに奮闘している看護師さんがいた。
たまたまその横で作業していた僕は目を疑った。
A,B,Cの三つの値を合計した値Dを出すためにエクセルを使うのであれば普通SUM関数を使うのが普通だろう。
いや、もしSUMがわからない人がいたとしてもせめてセルの合計の式を+で作るぐらいはできるはずなのだ。
しかし、僕はみてしまった。
そう。A,B,Cの値を電卓で足しているところを。
もちろん電卓が素晴らしい発明であることは明白だ。しかし、目の前にエクセルがあるのに電卓を使う行為はもはや常軌を逸しているとしか思えない。
そのAの値が単体で使うものであればそれでもいいのかもしれないが、あとあと引っ張り出して違う値を入れなおしたりする時にどうするのだろうか?
また、電卓を叩くのだろうか?
素晴らしい労力の損失だと僕はその時に思ったのだ。
思考停止している人が多すぎる。
Excelの話とは別に医療業界は思考停止している人が多いと思う。
冒頭の点滴に関するコストの計算に話を戻すと、この点滴が年間何回行われていて何本の点滴チューブと針が使用されているのかを調べたら、その回数×納入コストで単純な年間消費コストは計算できる。
これはもはや算数の世界で誰にでもできることだと思う。
でも実際にやってみてとなると、「どうやってやるの?」とか「わからない」とかになってくる。
そもそも「時期や患者の数によって回数が変わってくるから正確にはわからない。」などと言ってくる人もいるけど、前年の実績などからいくらでも年間回数などは割り出せる。
こういう部分を鑑みるに単純に計算するのがめんどくさいのだと思う。
思考停止。ちょっとだけ思考を巡らせればいいだけなんだけど、何も考えずに「できない。」と決めつける。
話にならない人が多い。
月見的(@tuki_mizu)見解
何も考えずに与えられた仕事だけをしている人には働きづらい世界に今後なっていくと思う。
看護師も今は仕事の需要が高いけど、今後機械化、AI化が進んでいくとどんどん需要がなくなっていくと思う。
そんな時にExcel一つ使えない看護師が生き残れるとは到底思えない。
看護だけをやればいいだけの時代はそう遠く無い未来に終わるので、看護師も働き方を考えて行かなければならない。
それでは、月見水太郎(@tuki_mizu)でした。
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