「考えて仕事しなさい。」とよく言われるんだけど、これ意味勘違いしちゃだめ。
正確には「言われた仕事以外の仕事しなさい。」が正しいと思う。受動的にやる仕事やルーチンの仕事は誰でもできる仕事で、こう言う「誰でも」と言う冠詞がついてしまう仕事は将来的になくなる可能性高い。
と言うのも今はオートメーション化、AI化が進んできているからこの誰でもできる仕事ってのは代替えされやすいから。
機械とは言ってるけど、先に外国人への業務シフトが早いかな。
同じ生産性で同じ質のものができるなら、もちろんリソースを割かなくていい方に運営側は投資するのは当たりまえ。特に人対人の商売じゃない仕事はなおさらそうなるだろうな。
だから誰でもできる仕事以外の仕事を考えてやると言うのは今からの働き方になると僕は確信している。
医療関係の専門職も危ないよ。
僕は看護師として仕事をしているけど、看護師の仕事なんて将来的に代替えされることが決まっているようなものだと僕は思っている。
知識的なものはPCやAIに代替えされていくし、技術的な点滴なんかにしても誰でも狙った血管にさせるような機械が開発されればおしまいだ。
友達からは「看護師って食いっぱぐれないからいいよね。」と言われるけど、一生食いっぱぐれないわけがない。と僕は思って仕事している。
医者もしかり、問診なんかはAIの技術が高くなれば8、9割ぐらいは適切な判断の検査や薬の処方ができると思う。残りの1割ぐらいを人が担当することになるかもしれないけど、そうすると絶対数は少なくなる。
手術に関しても人がやる意味はあまりなくなるだろうし。
というより人よりも機械の方が安心だし、技術の格差もなくなる。
看護師は看護以外の仕事をやれないとだめ。
ということで看護師は「看護」だけはやる時代は終わりを迎える。
僕の場合は機器管理やコストマネージメントの仕事をしながら看護もやっている。
MEとか購買部の仕事じゃないんですか?と言う言葉も飛んできそうだけど、今後医療費の圧迫で病院の運営が厳しくなっていく場合に、現場のスタッフがコストに関するノウハウを持っているのは強みになると僕は思っている。
機器マネージメントに関しては単純に看護師がそれも同時に行えたら、病院的にコストが浮くよね。と言う話。
大きな病院で医療機器の管理にMEが常駐させれるのなら別だけど、中小病院はそんなコストを割くことは難しいと思う。
だから、あえてそれを看護師が兼任できればいいと思うんだよね。もちろんマネージメントと言っても業者やメーカーとの仲だちだったり、より質のいい機器の情報をインプットして院内へ発信したりすること。
機械をイジイジする意味じゃない。
これぐらいなら誰でもできるから、知識さえインプットできれば問題なく。
この分野は看護師どんどん切り込んでいった方がいいと思う。病院はコスト管理がずさんなところが多いから、ちょっと力を入れれば年間数百万、規模によっては数千万コスト浮かすことだってできると思う。
そんなに難しいことではないので。
月見的(@tuki_mizu)見解
盲目的に与えられた仕事をこなす毎日では将来的に働けなくなっても文句は言えないと思う。
働き方ってめまぐるしく変わっていってるので情報をどんどんインプットしていって、本当の意味で「考えて仕事をする」ことができるようにならないといけない。
その方が面白いしね。
それでは、月見水太郎(@tuki_mizu)でした。
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