熊本に住んで30年近く経つにの全くと言っていいほど知らないところ、未開の地というものがたくさんあるなと最近気づいた。
地震があってからなかなかやっていないが、ウォーキングしていて家から出て数十メートルにすら知らない土地や匂いがある。
結局それは自分が見ようとしていないからなんだけど、本当に見ようとしないものには風景も色も何も反応しないということがわかった。
ということで、これからの人生熊本でこれだけ過ごしてきたんだから、熊本を細部まで見ていこうと色々と足を向けてみようと決意した。
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谷尾崎梅林公園。
西回りバイパスからちょろっと脇に入ったところにある公園なのだが、梅と桜の季節には是非行ってほしいと思う。
人が少ないので花見もできるし、ゆっくりと桜を見るにはうってつけだ。
梅林公園ということでたくさんの種類の梅も見られるみたいだけど、時期が悪かったのだろうこの日は散ってしまっていた。
梅の種類なのかそれぞれにカードが下げてあって、いろいろなものが観れるみたい。(また来年きてみよう。)
なんと宮本武蔵が座禅を組んだと言われる石がある。
これは一度拝見したいとルートが記されるがままに足を運んでいく。
左に行って。
右に行って。
ちょっと竹林の横を抜けて、
ちょっとした石橋を渡るとみえるのが、、、
座禅石。
なんか不思議なのは宮本武蔵といえば4,500年前の偉人だ。
その500年という時を超えて、一つの石で現代の僕とつながっているというのが不思議でならない。
宮本武蔵は僕を知らないが、僕は宮本武蔵とこの石を持ってつながりを得る。
つながりを得るために座ってみる。
うーん。ものすごく座りごごちは良くない。
やはり現代のあのふかふかの椅子に座り続けている僕からすれば、石の上はやはり硬い。
しかし、なぜだろう。ちょっと落ち着く。ような気がする。
でもやっぱり、宮本武蔵が同じように座ったと考えるとなにか不思議だな。
静かに花見をしたい人にはいいかも。
座禅石の他にもやはり花が魅力的。
足元に生えている植物も綺麗で落ち着く。シャッターを切りたくなるのも無理からぬことだ。
ちなみに桜はこんな感じ。
熊本城のようにめちゃくちゃ桜が多いわけではないけど、人も少なくてゆっくり花見をするにはとてもいい場所だと感じた。
喧騒をはなれ一人お酒を飲むのにもいいかも。
月見的(@tuki_mizu)見解
この日は日差しも強く嫁が日傘をさしていたのだが、陽気に誘われててんとう虫が日傘に止まっていた。
なんかいい一日だったなー。
やはり新しい土地、景色、色、匂い。というのは五感を刺激してブログを書きたくなる。
こういうのって促進剤になっていいのかもな、前に公園で仕事すると生産性が上がる話を記事に書いたけど、やはり家よりも外の方がいいのかもな。
久しぶりに外にでてみようかな。
それでは、月見水太郎(@tuki_mizu)でした。
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