30日で人生を変える「続ける」習慣を読んで、習慣の技術を掴む。





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習慣を見つけることで本当に人生なんて変わるの?大仰すぎやしませんか?

僕もブログ3ヶ月で100記事を超える記事書いているんですが、これもある種の習慣化だと思います。だけど人生が変わったなんて思っていません。

ただ一つ明らかに生活スタイルは変わりました。

多分以前より生産性のある生活ができていると自覚しています月見水太郎(@tuki_mizu)です。

習慣、継続は力なり、これは本当に難しいことだとおもいますが、これを技術として身につけれれば鬼に金棒なんですよね。

ということで紹介したい一冊。

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歯磨きのように楽に続く、それが「習慣化」

習慣化とは「自分が続けたいと思っていることを、意思や根性に頼らず、毎日のハミガキのように楽々と続く状態に導くこと」です。

毎朝のハミガキを面倒だと感じる人は少ないとおもいます。あれなんでなんでしょうね?

一応一つの行為なのでそれなりのエネルギー、パワーを使います。しかし、ハミガキをすることだったり、テレビを見ることだったり、もしくはいつも起きている時間に起きることだったり、面倒臭く感じず息を吸うように毎日行っていることってありますよね?それが習慣化なのです。

そもそも習慣とはなんでしょうか?それは、脳に作られたプログラムなのです。朝起きる時間から通勤ルート、食事をとる時間まで、脳が毎日すべてを計画していては、それだけで1日終わり、その他のことは何もできません。そこで、脳は一定期間繰り返し行われた行為は、無意識のうちに繰り返すことができるよう、脳内にプログラムを作り上げます。それが習慣の正体なのです。

概要はこんな感じ。脳内にプログラムを作る=習慣なのです。この域まで達成すればあとはこっちのものなんですよ。

一旦習慣化すればあとは楽

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面白いことに本書では習慣化をロケットの発射にたとえてありあます。

(前略)

つまり、一旦習慣化されれば、非常に少ない労力で続けられるというのは、無重力の宇宙を少ないエネルギーで進めるロケット同様なのです。

これは多分聞いたことある人多いかと思いますが、ロケットの打ち上げの8〜9割の燃料は発射の時のみに使用されるもので、宇宙空間での移動するための燃料はそれをはるかに下回るものです。

これと同じように習慣化も最初の発射さえうまく乗り越えればあとは楽になる、ということ。

おもしろい解釈ですね。

習慣化のロードマップ

本書では習慣化できるまでを3つの期間に分類してありあます。

習慣のロードマップ
反発期不安定期倦怠期
期間1〜7日8〜21日22〜30日
症状やめたくなる振り回される飽きてくる
挫折率42%40%18%

この3つの期間です。

それぞれに挫折率を見ると最初の一週間で半分近くの人が挫折する計算になります。

つまり、最初の1週間そして次の2〜3週間をどう乗り切るのかそこが重要になってきますね。

続いて全てではないですが、習慣化する上でのポイントを抜粋してして紹介します。

習慣化するためのポイントまとめ

習慣化するためにはいかにスタートするまでに準備できるかにかかっています。漫然とただこなすだけではつまずき転んで、挫折してしまうこと必至。つまり、いかにしてその挫折を向かえないかそこの準備にかかっています。

一つの習慣に絞る

同時に何個もやらないことは大原則ですね。

ダイエットしながら英語の勉強もして早起きの習慣もつける。虻蜂取らず、2兎追うものは、の典型です。

仮に2、3個同時にやって成功する人がいるとしたらそれは強靭な意志の持ち主であると言えます。つまりそんな人は元から習慣化できる体になっていますから、論外なわけですが。

いかに一つのことに絞れるかそこが大事です。

結果より行動に集中する

失敗する第三の原因は、結果にこだわりすぎるあまり、行動のリズムを崩し、失敗してしまうケースです。

何にでもやりすぎは禁物ということです。

結果にこだわるというのもある点では大事ですが、習慣化する間は無視してもいいぐらいだと僕もおもいます。

例えばダイエット。

これは目標として10キロ痩せるだったとします。しかし、最初の2週間3キロ痩せるという途中の目標を立てたとして、そこが達成できなかったとしたらどうでしょう?

習慣化を初めて2週目ちょうど飽きがくる頃です。それに加えて目標も達成できない。これでは続けられるモチベーションも下がってしまいますね。

だからここでの本当の目標は習慣化にあるわけですから、「習慣化するまでは結果を求めない。」ぐらいのスタンスで臨むべきです。

ベビーステップで始める

でも紹介しましたが、ベビーステップは本当に有用な手段だとおもいます。

まずは時間を減らします

・読書の時間を5分とる。
・片付けを5分する。
・5分歩く(走る)。

それぞれ習慣化したい事によって内容は異なりますが、まず行って行動時間の達成目標を短くする事が挙げられます。

そしてステップを小さくします

・本を1ページだけ読む。
・一つの場所だけ片付ける。
・マラソンではなくウォーキングにする。

なんだったらもっと小さくしてもいいとおもいます。そして徐々にペースをつかんでステップを大きくしていく。

習慣に関するライフハック本には数多く示されている方法ですので、ベビーステップで始めるのは有用だとおもいます。

パターン化する。

(前略)時間帯を固定し、すべての習慣開始時間と終了時間を決めています。

こうやって生活リズムの中に習慣が取り込まれる事で、無意識にその行動を繰り返す事ができています。

筆者の方法として開始時間、終了時間を固定する方法を勧めています。

例えば、毎日読書を習慣化するとします。その時に自分の1日の時間で必ず空くであろう時間帯をピックアップしその時間に読書を行うと言うもの。

20:00〜20:30の間と決めてしまうのです。できれば場所も同じがいいでしょう。

これの利点はリズムがつく事、そして忘れにくいというところにあります。

もし、場所、時がバラバラで実行していたとします。そうすると必ず忘れる日が出てきてしまい行動にムラができてしまうのです。

そのために習慣化したい事をパターン化する意味があるのです。

月見的(@tuki_mizu)見解

30日で人生を変える「続ける」習慣。習慣は本当に人生を変えるかもしれません。

今回は本書で紹介されている方法のうち、序盤の少しだけを触れています。このほか習慣のロードマップに記した3つの期間それぞれに対応した習慣をつける方法であったりポイントが書かれています。

非常にわかりやすく取り組みやすい内容になっていますので、ぜひ手にとって一読願います。

これ以外にもこちらも僕はお勧めします。

つきみず書庫でもかなり上位入るぐらい読まれている記事です。この本も習慣をつけることであったり、めんどくさいと感じる行為をいかに無くせるかということに焦点をあてた内容になっています。

めんどくさいマスターの僕が言うから間違いありません。おすすめの一冊です。

それでは、月見水太郎(@tuki_mizu)でした。

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