看護だけをやればいいだけの看護師の時代は必ず終わります。





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看護師の皆さんただ看護ケアだけやる時代は終わります。看護師もビジネスパーソンとしてお金を稼げる時代じゃないとやっていけなくなります。

僕はいつもそう思って仕事をしています。

もう看護だけをやる時代は終わるんです。


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現時点での看護師の求職はすごい量があります。

取り合いなんじゃないかというぐらい看護師はの求人はどこそこにあふれています。あふれてあふれて吹きこぼれるぐらいです。

だって普通に定年退職した60歳の看護師を正職員で雇用する病院があるぐらいなので、就職の有意差がいかほどかはわかるかと思います。これ異常ですよね。

ちなみに僕の友達は看護学校を途中で辞め26歳で他の就職を血眼になって探していましたけど10社以上平気で落ちてます。普通の就職は難しいんです。

それだけ看護師の求人てすごいんですけど、これっていつまでも続くんですかね?10年、20年単位ではまだ続くかもしれません。だけで今20台の人たちって多分死ぬまで働くことになると思うんですよね。年金支給の不安定さがある中60歳で定年→フリーなんて甘い時代は多分訪れません。

ということは70歳下手すると80近くまでお金を稼ぎ続けなければなりません。そんな時に求人があるのかどうかもわかりません。

2年毎の診療報酬改定は年を重ねる毎に先ぼそりしています。

これ同じ集客(医療の世界では集患なんていったりしますが)でも単純に売り上げが下がることを意味します。働いている量一緒なのに給料は下がっていくんです。これはもう日本の医療に関するお金の限界なのでしょうがないです。

よほど好景気になり税金がバンバン入れば別でしょうが、もう劇的な好景気も訪れることはないでしょう。

となれば、削られるのは自ずと人件費だと思います。

海外からの雇用が間違いなく増える。

コンビニなんかで中国人なんかのアジア系のスタッフって増えていると思いませんか?

2015 11 06 2132

image by 図録▽外国人労働者数の推移

この辺見てもらうと分かりますが、めちゃくちゃ増えてます。厚労省も今年は外国人労働者が過去最高だと発表していますしこれからもどんどんと増えてくるでしょうね。

中国なんかのアジア系の就労者て多分低賃金でかなり働くことが予想されます。中国の人的な市場はサービス業などの直接顧客と関わる企業は敬遠しがちだと思うんですが、10年、20年後は分かりませんよ。

日本人でない誰かが普通に病院で働いている未来があるかもしれません。

つまりは看護だけする看護師はいらなくなるでしょう。

残念ながら、ただケアだけしている看護師は首を切られる覚悟をしなければなりません。首は切られずとも再就職は難しくなる時代がくると思います。

だから看護ケア+αの何かが今からの看護師には必要になるのです。

それが何かというのは自分で見つけていかないといけないですが、僕はある程度の可能性を感じている分野があります。それがコスト管理の分野とオウンドメンディアの分野です。

コスト管理の看護師の認識については以前記事を書きました。

コスト管理ってイメージは事務なんですが、そこに看護師が絡むというのが僕の考えです。

これは少し話が長くなりますので別記事を書く予定です。僕はその方がうまくいき病院の利益につながると考えています。

オウンドメディアも同様で、病院ってまだWEBをつかってのマーケティングや宣伝に疎いんですよね。サイトは持っているんだけど手付かずでほっときっぱなしの病院多いんですよ。そこで、オウンドメディアを作ってどんどん情報発信していく。もちろんどの部署がやってもいいんですが、看護師って色々な部署との連携がかなり多いので最適だと思っています。

この分野は絶対先がありますよ。

月見的(@tuki_mizu)見解

ということで簡単にですが看護師の将来の展望を書いてみました。

どの業界でも絶対はありません。看護師という職の安定も未来には何も約束されていないんですよね。

看護師として続けていきたいんであれば、働き方を考えていくべきです。看護だけやる看護師はもう過去のものになると思います。

もちろん看護師以外の選択肢を選ぶのもアリでしょう。

働き方ってどんどん多種多用化しています。看護師も然りなんです。

看護師の未来についてちょっと考えてみは?月見水太郎(@tuki_mizu)でした。




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ABOUTこの記事をかいた人

現役看護師ブロガーです。毎日を最適化して自由に生きるための情報発信をしています。 月間10万人以上に読まれるブログ「つきみず書庫」を運営中。 医療・看護師関連の未来の働き方についても情報発信しています。 お仕事のご依頼はメールかTwitterのDMからよろしくお願いします。
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