震災時の食料確保は重要だが、なかなか店が開かない。開いても人だかりで混雑してるとあってなかなか確保するのは難しい。
だいたいの食料復旧状況を記載しておく。
またどこかで地震があった場合の目安になればと思う。
もちろん地震や街の規模によって違いはあると思うが、何が被災時の助けになるのかはわからない。
何より熊本地震を経験した僕自身が記録として残しておきたいと思っている。
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地震発生から食料が購入できるまで。
今回の熊本自身においての僕の場合の食料確保状況だが、初日(1度目の地震の次の日)に実は購入できている。
初日に温泉に入るために少し遠出して熊本市内に帰ってきたとき、実は営業している飲食店やコンビニは多かった。
そしてたまたま入ったコンビニがおにぎりが補充されたばかりで、10個程度購入しておいた。
このときにまではまさかその日に同じ規模の自身が起こるとは思っていなかったので、この程度の購入にとどめた。(読みが甘かったのは言うまでもない。)
しかし、2度目の地震が起こってからは本当に食料を確保するのが難しくなった。
スーパーやコンビニの閉店。
4日目ぐらいまでスーパーやコンビニは閉店しているところが多かった。
比較的コンビニの方が開店している可能性が高いが、空いていたとしても食べ物は皆無という状況がほとんどだった。
また、4、5日経つとスーパーも開店し始めるのだが、空いている店舗を限られるため仮に食料をカゴに入れても、
多分、列に並んでから購入するまでに4、50分ぐらいは並んだんじゃないかなー。
さらに食料もバナナとかりんごなんかしか買えず。とても割りに合わないと感じた。
そこで僕は遠出してみた。
被災地というか地震のひどかった地域から車で2、30キロぐらい離れた街まで行くことにしたのだが、これが非常に有用だったと思う。
遠出した先の街のスーパーでは水などの飲料関係は買われていたが、冷凍食品などは豊富に購入することができた。
幸い家の冷蔵庫は機能していたので、冷凍食品を買いだめすることに成功した。
ちょっと外側の地域まで足を運ぶと食料の販売状況やお店の開店状況が全然違うことがわかる。
温泉なども待たずに入れるので遠出するということは被災時には有用だと感じた。
1週間を過ぎたあたりから供給が一気に増える。
熊本地震に関しては主要道路が大幅に崩壊するような事態にはならなかったためか、流通は非常に早く回復したのではないかと思う。
復帰後は一時的に供給が多めになるので見たこともないくらいの食材がコンビニにも並ぶ。
この光景を目にしたときは正直「ほっ」とした。
食事はライフラインだし、思ったものが食べれないというのはストレスだ。僕の被災した地域よりももっと厳しい状況のところは配給を頼りにしているところもある。
なのでそこと比べると幾分もマシな状況ではあったがそれでもかなりストレスに感じていたのだ。
月見的(@tuki_mizu)見解
水も食料も普通に調理して食べれるのは幸せだ。
しかし、震災時はそうはいかない。いつもの食料のフローとは全く違う動き方をするため迷いに迷う。
今回の僕の経験が誰かのためになればと切に願う。
震災は誰にでもふりかかる現実だ。
それでは、月見水太郎(@tuki_mizu)でした。