2月の看護師国家試験の前後で結構勉強法に関するアドバイスだったり心構えだったりの問い合わせがツイッターやメールに多かったので、今から看護師国家試験に向けての最初の心構えについて需要あるかなーと思って記事を書いておきます。
本当にまだ何も資格試験に向けて勉強できていない人、漠然とした不安を抱えている人向けの記事です。
看護師の国家試験って合格率だけで言えば結構高いんですけど、やってなければ受からない。という試験なんですよね。
なので適当では受からない。勉強苦手な人っていますよね?そん中に不安を感じる人も多いので焦らなくていいってことについてちょっと触れておきます。
合格率って知ってますか?
看護師国家試験の合格率はここ数年というか10年単位で変わっていません。
image by 職業情報サイトCareer Garden
ちょっと調べてみたらここ10年の推移が載っていたのでご紹介しときますと、だいたい9割の人が合格するみたいですね。
ってことは90%の人は合格するということ。
この世には合格率がもっと低い資格試験は腐るほどあります。これに合格すれば看護師として仕事に従事できることを勘案するとかなり良心的な合格率だとおもいます。
だって9割受かるんですよ。
この9割の住人になればそれでいい
看護師の国家試験は9割合格し、残りの1割は落ちます。これはつまり、上から数えて9割の住人になればそれで合格するということです。
つまり、平均的な点数でもいいですし、平均以下でも十分に受かる見込みがあるということです。
仮に勉強が苦手という人を全体の半分から下の順位の人という枠組みに入れたとしても。(つまり全体の順位から半分以下の人)
8割ぐらいは合格するんですよ。
平均点以下の人たちでも8割合格するということです。
これって考えたら結構余裕だとおもいませんか?
「試験が難しい」という意味のない不安
あと言っておくと毎年どこかで呟かれたりサイトの書き込まれていたりするのですが、「問題が難しい!」という嘆きはあんまり意味のないことです。
だって、上から9割に入れば合格するんですから。例えば問題がかなり難しい年があったとして、かなり間違いが多くなったとします。でもそれはすべての人がそうなり得るのです。受けてる問題は皆一緒なわけですから。
なので全体的に難しい試験の年に当たったとしても全く関係ありません。自分の点数が低いときは全体的な点数も低くなるはずですから(もちろん勉強不足で低い場合は除きます)
ただし必修問題は別です
ご存知の方も多いと思いますが、看護師の国家試験は50問の必修問題というものがあります。
これは50問中40問つまり8割以上の点数を取らないと合格できない絶対的な基準になるためここはしっかり押さえておくべき所です。
ちなみにここが8割取れないと、残りのすべての問題が満点だったとしても受かりません。
僕は試験時にここだけは絶対落とさないようにしました。必修と名のつくテキストは結構多めにやっていました。
まずは不安を消すことから
国家試験を受けるにあたり僕が重要だと思うのは不安をなくすことです。不安は本当にいい結果をもたらしません。集中力が欠如するので本番のときにケアレスミスを誘発させる第一の要因ですし。
しかし、先ほど行ったことが理解できれば、そんなに難しく考えなくていいことが見えてくるとおもいます。当時受ける一年ぐらい前は不安がありました。
しかし、資格試験の概要を理解すれば大したことではないことがわかります。「あぁ、堅苦しくなる必要ないんだ。」という域に達すれば、自ずと勉強も楽になります。
僕が現役のときに感じたのは資格試験に対する概要を理解しないまま、なんとなく「不安だ」とか「勉強してないよー」とか言っている人が多いなーというイメージでした。
なので今そういう風に漠然とした不安を抱えている人は一旦資格試験というものを客観的にみて「大したことねぇな」という所に気づいてください。
これが看護師国家試験の第一歩に重要なことです。
それでは、月見水太郎(@tuki_mizu)でした。
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