ダイエットって永遠のテーマですよね。
10年通してみれば世間では多分100以上のダイエット法が編み出されているかと思いますが、その都度踊らされ、結果的にリバウンドというどうしようもない負の連鎖に日夜迷い込んでいる月見水太郎(@tuki_mizu)です。
今回ご紹介する本はダイエットというくくりにすると少し逸脱するところもありますが、ダイエット+コンディションを作る。というところでいい本だったので少しレビューしたいと思いました。
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コンディションは作るもの
一日の仕事を通して体のだるさ、きつさとかを感じる事ってありますよね。
僕はもう毎日のように感じています。たまに生活スタイルが悪いのかな?とか昨日遅くまで起きてたもんなーとか世間一般でよく出るワードを口にし、その日だけ気をつけ、明日になれば綺麗さっぱり忘れる生活でした。
しかし、この本の中ではコンディションは
「今日の調子」は決して「運」ではなく、日頃の習慣の賜物です。
と言っています。つまりコンディションは決して運ではなくて、自ら作っているものだということです。
僕はこの言葉にすごく強さを感じました。今までの認識を吹っ飛ばされた気分です。
人間が集中できる時
コンディションを整えて仕事ができるようになる上で、一番大事なことって集中して仕事に取り組めるというところなんですよ。
集中できている事が一番効率的に仕事に取り組めるということだと思います。
ならどんな時が人間集中できるの?という疑問が湧いてきます。
(前略)10人の学生がランチタイムに同じ食事を食べ、満腹の状態で単語を覚えてもらい、数分後に覚えているかどうかをテストしてもらうというものです。
そして、空腹でも満腹でもない3時間後にもう一度。最後は、7時間後に腹ペコの状態で実験しました。この時学生は水以外は口にしていません。
いったいどのタイミングが、一番頭が働いていたのでしょうか?
さて、この時どのタイミングが一番集中して結果を出せたでしょうか?
答えは
7時間後!
そう、腹ペコ状態の時が一番集中した結果を出せたのだそうです!
これは意外、という部分もありますが、たしかに仕事で昼食を食べたあとってのは眠くなりますし、だるさみたいなものを感じることもあります。
そう考えると当然の結果なのかもしれないですね。
つまり集中できる時は、空腹時ということになります。
以上を踏まえて消化という部分について触れてあります。
実は、人間の体にとって一日のうちで一番エネルギーを必要とするのが、通勤列車で立っていることでもなく、ジョギングでもなく「消化」なのです。
(中略)
消化するということは、ハーフマラソンを2時間以内で走るのと同じくらい体力を使います。
消化やばっ!
それは眠くもなるわけだ。
つまり食事を制せばコンディションを制することができるというわけです。
さらに
各食品がどれくらい消化に時間がかかるかというと、果物が40分、野菜が約2時間、ご飯やパスタなどの炭水化物は約8時間、肉は12から24時間もかかります。
あくまでも基本的な消化時間ですが、これだけ差があります。肉なんて食った時には一日かけて消化しているわけですから、どれだけ体力を奪われるか容易に想像できますね。
フルーツでデトックス
ということで、上記の理由からどれだけ体が消化に体力を使っているかは理解できると思います。
それとともにフルーツがどれだけエネルギーを消化に取られないかということも理解できます。
そこで本書で推奨されている方法が、フルーツデトックスということに相成りました。
本書では新鮮で美味しいフルーツを朝から晩までひたすら食べるという方法を解説してあるわけですが、、、。
これ結構辛くないですか!
と僕は心の中で叫びました。それはそれは大きい声で叫びました!
しかし、コンディションを整えるには最良の方法。
そして朗報!
このデトックスには期間が設けられております。その点を次に説明してあります。
つまり期間限定なんです!
フルーツデーは、最初の30日間、31日目から60日目、60日目以降と3つのパターンに分かれます。
ほうほう
最初の30日間はフルーツデー、ノーマルデーを3日ずつ繰り返してください。一日置きではなく必ず3日連続でやらないとデトックスの成果は出せません。30日間のうち、15日間はフルーツデーの日を作ってください。30日の最後は多めにフルーツデーにしほうが効果的です。
※本書ではフルーツデー(一日フルーツ)、ノーマルデー(朝だけフルーツ)とわけて表現されています。
次の31日目から60日目は、週に一回のフルーツデーでOKです。これでほとんどの方がデトックスできているはずなので、61日目以降は、フルーツデーの日を作らずとも、「ノーマルデー」毎日を送ってください。
毎日フルーツデーにする必要ないんですね。
一カ月毎日フルーツ生活を想像するとこれはもう火を見るより明らかで、無理だと決めこめるんですが、最初の一カ月を乗り越えるとなんだかやれる気がします。
フルーツが根本的に嫌いという方にはかなりハードルが高いですが、フルーツ好きの僕から見ればなんかやれそうな気がしています。(気がしているだけかもしれません)
おわりに
この本かなり薄い本で、文字数にしてもそうありません。だけど中身は濃いなと感じます。
前述したのはこの中のほんの一部分。
コンディションは作るもの
人間が集中できるとき
フルーツデトックスについて
の3つですが、内臓に残業させない食事の取り方や、睡眠について、その他のコンディション作り大切な事、悪い事がめいいっぱい記されています。
それだけに良著と言わざるを得ません。
もしコンディションに興味のある方は是非読んでもらいたい一冊です。
僕もはじめてみようかしら、ということでフルーツデトックスに挑戦してみたいと思います。
というか実はこの執筆中に始めています。
実際の体験記があるとこの本の有用性をもっと知っていただけるかなと思い実施に至っています。
そのうち、記事にしたいと思いますのでその時はエントリーしたいとおもいますのでよろくしおえんがいします。
それでは、月見水太郎(@tuki_mizu)でした。
記事書きました!