ということで、今回は被災時に食べた非常食で、美味しかった「尾西のチキンライス」をご紹介しようと思います。
作り方はもちろん、カロリーや味についてわかりやすくご紹介します。
α米という素晴らしい技術が、非常食の地位を確立。
お米を美味しく炊き上げた後、乾燥させたアルファ米は、
お湯か水を注ぐだけで、煮炊きせずに美味しいご飯ができあがる、 不思議なご飯です。
通常お米を一度炊くとαでんぷんという状態になります。
これが時間が経ってしまうとβでんぷんという美味しくなく栄養価も低い状態のお米になってしまうのですが、αでんぷん状態のお米を乾燥させることでαでんぷん状態のお米で保つことが可能になり、さらに水やお湯で戻すだけで食べれるご飯の状態に簡単に持っていけるものをα米と呼美ます。
技術については置いといて、このα米を使ってチキンライスを作ることで、お湯を注ぐだけの簡単非常食が出来上がるんです。
水は配給所やペットボトルである程度確保できたので、この水があればご飯が食べれるというのは、被災時にはものすごく助かりました。
早速「尾西のチキンライス」の作り方!本当に簡単。
ぱかっと開けると既にチキンライスの食材とα米がお目見え。
内容はこんな感じです。
感覚的には。インスタントラーメンみたいな感じで粉末状の調味料を入れて、お湯を入れて混ぜるだけ。
僕は被災時に何個か食べたんだけど、注水線がお米に隠れて見にくいので入れるように注意。
そしてお湯を入れたらスプーンでまずかき混ぜることと、蓋をしめてキュウリを塩もみするように外からよく混ぜることをお勧めする。
そのままにしておくと味が偏って風味が悪くなります。
そのまま待つこと15分(水の場合は60分)でチキンライスの出来上がり。
チキンライスの味はどうなの?尾西の味はいかに?
本当はそのままスプーンを突っ込んで食べられるんですけど、今回はお皿に出してみます。
かっ硬い!袋そのままの形ででてきたチキンライスだが、スプーンで崩すとチキンライスそのもの。
味は懐かしのトマトケチャップ味と明記されているだけあって素朴なチキンライスの味。
ご飯の感触は少しもちもちしていて普通のご飯の食感とは少し違います。
その関係も手伝って完食するとかなり満腹感がある。
被災に時にこの暖かいご飯が食べれるのは嬉しいです。
非常食は絶対に家に置いといた方が良い!
尾西の非常食は、味もたくさんあってこのほかにもピラフやわかめご飯なんかもあるんです。
尾西やはりすごい。
エビピラフはおすすめ。
非常食としてではなくて、単純に食べても美味しいのでお試しあれ。
僕は熊本地震を経験してから非常食に関しての考えが根っこから変わりました。
今では非常食セットというパンと水がセットになっている保存食が、2人分と500mlのペットボトルの水をたくさん買ってあります。
こちらに詳細を書いているので、是非チェックしてみてください!
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