看護師をやっていく上ですごく重要だなと思うのが、時間をどこに割くかだと思っている。
これはなんの職場においても言えることなんだけど、僕らビジネスパーソンは働く時間を企業に買ってもらっているわけだから、その時間をいかに効率的に使うか、もしくは何に使うか、というのは大事な評価項目だ。
僕は看護師という仕事をしながら、看護師は「看護」だけをやるべきではないと思って仕事をしている。
患者さんに対する療養上の世話をしながら、1日のうちで「看護」以外に何に時間を割けるかを大事にしているのだ。
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中・小の病院は看護師をうまく使った方がいい。
小回りがきく病院こそ、もっと個の職員を多様化させた方がいいと思う。
僕がなるべく自分のなかでリソースを割いているのが、コスト管理の分野だ。
僕はコスト管理の責任者を現場に最低一人は置いた方が効率的であると思っている。
意義については以前記事を書いたんだけど、現場に責任者をおくことで、コスト管理に関わる新しい機材、商品の導入やコストカットの具体的な案が浸透しやすく円滑に進む。
看護師という看護をやるのは前提として、空いた時間で物や事、時間をもっと効率的に使えるように、システムを変更したり新しい安い物品を導入検討したり、日々試行錯誤している。
普段看護師がやらないようなコスト計算もするし、ちょっとでも効率化が測れそうなら試している毎日だ。
なぜ看護以外の時間を割くべきなのか
これはもう明白で、看護師は「看護」だけを提供する時代は終わったからだ。
いくつか記事を書いてきたけど、医療費がパンク寸前の世の中で病院運営はどんどん厳しくなる事が目に見えてるので、人件費を効率的に使うためには、一つの仕事に固執するわけにはいかなくなるからだ。
コスト管理という分野に新しく人を雇うとすると、それは年間でかなりのリソースがかかる。
だけど、現場で働いている看護師がもし担う事が出来れば、それ自体がかなりのコスト削減になる事は間違いない。
これは特に中・小の病院に顕著に効果が現れると思う。
病院経営においてのこの考えは今後かなrず必要になると僕は思っている。
月見的(@tuki_mizu)見解
なんどもいうけど、看護師は「看護」以外の仕事も考えていく事で、重宝されると思う。「看護」だけしか考えていない看護師は今後淘汰されると思う。
だから、危機感を持って自分の時間を何に割くのかをもっと真剣に考えるべきなのだ。
やってみると面白いんだよね。もっと多様性をもって働ける人材になろう。
それでは、月見水太郎(@tuki_mizu)でした。
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