キャンプって一日の流れがどうなるのかわかりづらいですよね。
チェックインは?調理はどうする?テントってどうやって張る?
など、いろいろな疑問も出てきます。
今回は野営やソロキャンプもこなす、キャンプ歴3年の「須崎君」にお願いして、
1泊2日キャンプの1日を切り取り、時系列ごとに注意すべきポイントやおすすめのグッズをご紹介します。
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キャンプ道具の用意は前日までに済ます。
キャンプ道具は凝りだすと結構ものが増えてきます。
なので、キャンプ当日に何を持って行くのかをピックアップして詰められるものは前もって準備しておきます。
キャンプに行くときに服装で気をつけるべきところ。
誰かにキャンプ用品をお任せする場合は、結構身軽にいけますね。
今回は、9月初旬の熊本阿蘇のキャンプを想定した服装です。
あとはドリンクと胃薬、痛み止めあたりがあると良い。
あとこれあったら便利だなと思ったのが、胃薬や頭痛薬。
この二つの薬で全てがまかなえる訳では無いですが、持っている人は小袋に入れて持っていきましょう。何かのための常備薬。
キャンプ道具の用意がなければ、たったこれだけの袋にまとまります。
「ノースフェイス」のトートバックは生地も強くて、何かと持ち運びやすいのでおすすめです。
車の積載量がキャンプには大切なポイント。
キャンプ用品は本当に大荷物。
車に詰め込む場合は、積載量が多めの車が良いです。
キャンプに必要な物品の種類は?
実際に詰め込んだ感じ、めちゃくちゃ多いですよね。
食材はキャンプ場に行く前にスーパーで調達
ということで、キャンプに行く途中で食材は買いましょう。
何を作るのかを決める
キャンプ飯といえばたくさん種類がありますが、具体的に何を作るのかを決めると食材は浮き彫りになります。
ベターなカレーを作るなら、カレー粉、水、肉、ジャガイモ、玉ねぎ、人参、米あたりがあれば十分です。
クーラーボックス必須!
食材やお酒、ミネラルウォーターなどを入れようと思うとやはりクーラーボックスは必須です。
ドリンクとか生物の食材は冷やしておかないとダメなので、保冷もしっかりとやっておきましょう。
キャンプ場にチェックイン!
今回訪れたのは天空のキャンプ場と言われる「ゴンドーシャロレーオートキャンプ場」です。
まずキャンプ場についたら受付!
キャンプ場によって違いはありますが、チェックイン時間は(13:00〜15:00)くらいの場合が多いです。
記入用紙に名前な住所などを書いて受付を行います。
キャンプシーズン真っ盛りの時は予約取っておかないとなかなか入れません。
キャンプ場にはたくさん種類がありますが、オートキャンプ場は車でそのまま乗り入れできるので、めちゃくちゃ便利です。
そして受付が済んだら、いざキャンプ場へ!
めちゃくちゃ景色最高。
そしてこの景色を眺めながら焚き火やBBQができるので最高です。
初心者はテント張りに注意!早めに準備しよう。
ということで、キャンプ場でチェックインしたらまずテント、タープの設営を行います。
ドーム型非自立式はテントの組み立て方にコツがいる
キャンプ用のテントにはいくつか種類があるのですが、大きく分けると自立式と非自立式の2種類があります。
今回設営するテントは非セミ自立式の組み立てタイプ。
こういうタイプのテントは、ペグアウトと言って釘のようなものを地面に埋め込んで少し固定をします。
基本的にテントは、テントの壁(ウォール)をポールに固定して立体的な形を作っていきます。
これが前室といわれる部分です。
もっと前室が広いタイプもあって、そこで日差しをある程度カットしながら過ごすことができるものも。
固定を済ませたらテントは完成!
テントの中にマットと寝袋敷いておくと便利。
テントの中は直に地面に立てる関係でゴツゴツとしています。
なので、このマットが結構重要なんです。
今回使用した寝袋はこちらです。
3000円くらいで買えるもので、かなりコスパが良いものです。
初心者の人はワンタッチで自立タイプもあり。
あまり大きなサイズのものは少ないですが、傘を開くように簡単にテントを設営できるものもあります。
この場合はテント設営時間が短縮できるのですが、ワンタッチ式は安いものも多く防水性、耐久性に難を感じるものも少なくは無いです。
ただ、よほど過酷なキャンプでなければ使えないってことはありません。
最後にタープを張る!
タープを張るのにも結構手間がかかります。
位置決めと設営する為の木やポールとの位置関係が結構重要です。
明るいうちにキャンプ料理の下準備。
焚き火用の薪を割る!これが結構難しい。
このようになるべく平な木材を下に敷くことで割りやすくなります。
なれたらめちゃくちゃ気持ちが良いです。
スーパーで買って来た材料を切る!
キャンプで使うまな板やナイフな基本的にコンパクトなものを使います。
荷物をなるべくまとめる為ですね。
なので、こちらも結構使いにくいので怪我などに注意しましょう。
結構小さいナイフを利用しますが、全然調理可能です。
スープ用の食材カットが終わりました。
焚き火を使って調理開始!
食材調理と並行して火起こしを行います。
キャンプの醍醐味とも言える火起こしにはいくつかの方法があります。
ファイヤースターターを利用する。
木くずや麻を細かく繊維状にしたものをまとめておきます。
これにファイヤースターターというマグネシウムの棒を使い火をつけていきます。
下の部分にマグネシウムの粉を敷いておくと燃えやすいです。
あとはマグネシウムをこすって飛ばします。
しかし、これが結構難しい。初めての人はできない場合もあるかも。
なので、変に頑張らずに着火剤を使うのも手です。
スキレットやなべは最低あると煮る焼くはできる
一般的に売ってあるものでも十分に調理できます。
スキレットなどがあると便利お肉を焼くのに便利ですね。
Amazonを探すと、調理セットなどでも販売されています。
アルミであればそこまで高くないので、とりあえず始めるって人は安いものから初めてもOK。
家のフライパンなどでは重いですし、持ち運び不便なのでキャンプ用の調理グッズをおすすめします。
ちなみに飯ごうを使ってご飯を炊くこともできます。
火加減が難しいので、ご飯を炊く場合はバーナーを使うと便利です。
Amazonなんかで探すと色々とあるのですが、
お湯を沸かすこともできるクッカーとセットになっているタイプがおすすめ。
もちろん単品購入も可能です。
さぁ!ご飯を食べよう!
山の中は光がないのですぐに暗くなります。
ランタンや懐中電灯もいくつか持っていきましょう。
本格的にキャンプ場は光がないので、自分でロープにランプを設置したり、テーブルにライトを置いたりして光を確保します。
ガスランタンの方が雰囲気が出ますが、LEDの方が圧倒的に使いやすいです。
なので、初心者の方にはとりあえずLEDをおすすめ。
ガスランタンはこんな感じのものです。
あと、ランタンだけではないですが、吊るし用のロープなども買っておくと便利です。
数と長さの種類をいくつか持っていくことをおすすめします。
こんな感じでまとめて売ってあります。
食事はお酒を飲みながら焚き火を楽しむのがキャンプの時間
ここまでがおおよそのキャンプ1日の流れになります。
細かく説明してきましたが、キャンプと一言に言っても色々な作業があるんです。
特に初めて同士で行く場合は、なかなか大変なので前もって準備して行くことをおすすめします。
テントで就寝。山の温度は寒いので防寒対策していきましょう!
今回は10月の阿蘇キャンプ。比較的気温も良い時期ではありますが、夜の山は寒いです。
マイナスとまではいきませんが、一桁前半の気温になります。
ちなみに僕の寝袋は3000円代のものですが、十分に対応できました。
もちろん寝袋もその気温に対応したものを使いますが、それでも足先などが冷えたりすることもあります。
そんな時はホッカイロなどをつかって暖をとりましょう。
朝ごはんもキャンプ飯!
手軽にできるのはホットサンド!めちゃうま。
朝ごはんはホットサンドを作りました。
食パンにバターと野菜とハム、チーズを挟んで焼くだけ。
朝からこれとコーヒーで素敵なキャンプ朝飯です。
朝から焚き火は面倒!なのでバーナーを使います。
朝の時間は貴重なので、手軽にできる料理を考えましょう。
火を使わないサンドイッチなどもおすすめです。
使い方、特徴を紹介してます!
キャンプ場でホットサンドを作ろう!ロゴスのホットサンドメーカーとレシピを現場からご紹介。 | つきみず書庫
テントや食事の片付けはめんどくさいので急げ!
キャンプ場のチェックアウト時間は早い!
キャンプ場はホテルに泊まった時と同様にチェックアウトの時間が決まっています。
キャンプ場によっても違いがありますが、通常は10時〜12時くらいの間のことが多いです。
ホテルも同じようなものですが、キャンプの場合はそう簡単ではありません。
食事やテント類の後片付けは家でも
キャンプ場によりますが、多くの場合はこういう水洗い場が用意されています。
ただ、水が使えるくらいで洗い物グッズはありません。※洗剤などは用意されていることもあります。
なので、食器洗い用のグッズを持参しておきましょう。
また、しっかりと洗っている暇がない場合は、とりあえず大きな汚れだけ落として後は家で洗うのも方法の一つです。
キャンプ場ではしっかりと洗えない場合も多いので。
結露でタープやテントはズブ濡れ
テントのウォールも濡れているのでタオルで拭いておきましょう。
これが結構面積が広く時間がかかります。
チェックアウトの時間まで逆算して1,2時間前から片付け始めましょう。
そして、最後にしっかりと火を消してから帰ります。
焚き火は一見消えているように見えていても、灰の奥で燃えている可能性があります。
チェックアウトでキャンプ終了!
ということで、キャンプの大まかな1日の流れ(スケジュール)をご紹介してきました。
これはあくまでも一例ですが、初めてキャンプに行く方の一つの目安になればと思います。
キャンプは楽しいものですが、しっかりと準備をしていかないと大変です。
1日のスケジュールを立てること。
そして、準備をしっかりと行うことがポイントになります。
それでは是非一度お試しあれ!
それでは、月見水太郎(@tuki_mizu)でした。