学生の一番の苦行(苦行でないことが理想なのだが)なのが看護実習である。
試験でも、演習でも、国家試験でもない。
僕が看護学校に通って何が一番辛かったかというと看護実習を置いて他ならない。
いわば看護実習さえ乗り切ればあとはさして大変なことはない。
問題はいかに実習を乗り切るかにかかっている。
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メンタルを削られる実習。
看護実習に置いて僕が大切だと思うのは体力よりもメンタル力であるのは明白。
もちろん、日々の記録や看護プランを立てることに死力を尽くす部分もあるのだが、それよりも何よりもメンタルをいかに保てるかが重要だ。
メンタルを保つ技術の中で大事なのが「気にしない」という技。
実習に限らずだが、メンタルをやられる人の中で上手くこの「気にしない」ということができない人が多い。
人は人を気にせずには生きていけないからだ。
病院にいる看護師の恐怖。
実習で携わる看護師の質が低いと、実習は本当に苦労する。
実習ではいじめに近いような扱いを受けることも。(これまじです。)
まだ実習を経験していない学生を怖がらせるわけではないのだが、本当に人間としてどうかと問いたくなるような意地の悪い看護師は存在する。
そんな人が実習先での指導者になったら、それはもう恐怖でしかない。
看護師サイドからすると、勉強できていない看護実習生が悪いという意見もある。しかし、無視したり、重箱の隅をつつくようにその実習生の態度や知識不足をピンポイントで攻めてくる。
どう考えても意地が悪いとしか言いようがない看護師がいるのだ。
しかし、残念ながら現行の制度ではこの臨床実習を乗り越えなければ看護師の免許が取れないというのだがら、仕方がない。
アホだと思うことが肝心。
実習時に看護学校を辞めるものも多い。
巡り合わせによっては、意地の悪い看護師に当たり続け、ストレスや精神的に追い詰められて実習に行けなくなるものもいる。
僕にも経験があるのでわかる。その場から逃げ出したくなるような思いだってある。
しかし、くだらない人間のくだらない言動に振り回されて一つの道が閉ざされるのは非常にもったいないことだ。
もちろん我慢しすぎてうつ病などの精神疾患に陥ると元も子もない。逃げるべきところ逃げるべきだ。
しかし、それでも実習に向かう人において少しだけアドバイスを送りたい。
クソみたい看護師にもし出会って、嫌な対応をされたら心の中で「アホだと」思って欲しい。
僕は人を育てる、教育する場合に威圧や激昂して対応する人は心の底から「アホだ」と思うようにしている。
感情のコントロールもできない人に教育する資格はないと思っているからだ。
実習先でそのような看護師出会ったら、迷わずこころの中で「アホだ」とつぶやいて欲しい。
すると不思議とフッと力が抜け、心が楽になる感覚がある。
単純なことなのだが大事なこと。真面目に「自分のどこが悪いんだろう?」とかは考えないようにしたい。感情的になっている人にいくら正論を言っても、正しい行動を取っても徒労に終わることが多い。
それよりもまずいかに心を潰されずに実習に臨めるかを考えたほうがいい。
まずは自分の精神がしっかりしていないと何かを学ぶことも難しいから。
月見的(@tuki_mizu)見解
「アホ」を連呼したが、もちろん看護師の中には教育熱心で素晴らしい人格者もたくさんいる。
しかし、全てが全て良い看護師に当たるわけではない。
本当に質の悪い看護師出会うこともある。
そんな時に精神を病むようなことにはなってほしくない。そして本当はそんな人の言葉など取るに足らないことだと理解して欲しい。
看護学校の一大イベント臨床実習をいかに乗り越えるかにおいて、僕は重要なスキルだと思っている。
それでは、月見水太郎(@tuki_mizu)でした。
実習でお悩みの方は気軽にご相談ください。僕の経験でアドバイスできることはします。
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